リーディング公演詳細
日時= 2025年3月13日(木) 19:30
3月14日(金)15:00/19:30
3月15日(土)17:00
☆ 全ステージアフター対話あり[自由参加]
☘ ト書き = 3月13日、14日夜、15日は竹田まどか、3月14日昼は野口俊丞
※ 開演の30分前より開場します
場所 = 中野富士見町 ニュー・サンナイ
中野区弥生町5丁目26-9富士見ビルB1
(丸の内線の中野富士見町駅から徒歩3分・京王バス中野車庫前)
ニュー・サンナイお問合せ=03-6304-8780 [月・火休み 原則20時以降]
◇ 全席自由
チケット料金¥3,000-(+ワンドリンク)
○ 協力 ₌
竹田まどか、野口俊丞、中野良恵、五十嵐遥佳、安藤百合、菊池夏野、椎名一浩、日下諭
○後援 ₌ アイルランド大使館
全ての回は終了しました。皆様、ご来場ありがとうございました!
忘れ物などのお問合せは下記まで:
ー 出演 ー
井上加奈子
つかこうへい事務所設立より参加。「熱海殺人事件」「初級革命講座飛龍伝」など、多くのつか作品に出演。劇団解散後、平田オリザ、永井愛らの作品にも出演。平田満とアル☆カンパニー設立。平田俊子、青木豪、蓬莱竜太、松田正隆、前田司郎、田村孝裕、桑原裕子、野田慈伸等の作家と作品を制作。全作品に出演。
平田満
つかこうへい事務所設立より参加。主な舞台出演作に「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」「ART」「こんにちは母さん」「ダモイ」「海をゆく者」などがある。2006年、井上加奈子とアル☆カンパニーを設立。全作品制作、出演。現在パタカラぷろじぇくとを展開中。2025年6月、新国立劇場「ザ・ヒューマンズ」に出演予定。
作品紹介
本作でフリーエルはチェーホフの戯曲に登場する二人のキャラクターを、20年の歳月を経て再び舞台に呼び戻します。別々の物語で初めて命を吹き込まれた彼らが、モスクワの小さな食堂でたまたま出遭い、会話していくところから芝居は始まります。彼らはこれまでの時間の流れの中でどのような経験を重ねてきたのか、これからどのような人間関係を築いていくのだろうか?
観劇&アフター対話
わたしたちはご近所さんには話せないことも、たまたま旅の道連れになった人には正直に話せたりしますよね。外国で出遭った人には素直に話せたり。そんなとき、思いのほか、自分の普段の層よりも深い部分で話していたり聴くきことが出来たりすることも。たまには役割や肩書を脇に置いて、人間関係が出来上がっていない人と対話したり、話を聴くということは、リフレッシュできて良いのでは?と思い、観劇&アフター対話をセットにしました。
― コメント -
プロデュース・演出 =
池内美奈子
2002年の春、ダブリンを訪れた際にゲイト劇場で『AFTERPLAY』を観劇した。出演する大俳優(*)を観るのが目的だったのだが、正直なところ当時、ブライアン・フリーエルはちょっぴり苦手だったのでやや緊張していた。ブロードウェイで観た『ルナサに踊る』もアビー劇場で観た『Wonderful Tennessee』の初演もまだ若造だった私はあまり人生のことも世の中のことも分かってなかったから、知識や想像力が追い付かず、「あ、おもしろい!」と思っても次の瞬間は置いてきぼりになることが多かったのだ。
ただ、『AFTERPLAY』は!
これは別物だった。吸引力が強く、気が付けば劇世界にどっぷり入り込んで、登場人物たちが自分の中で活き活きと生きていた。観客に想像する隙間を存分に与えていたからだと思う。その晩、宿に戻っても登場人物たちはどうしてるだろうか? あの後どうなるのだろうか? と考えずにはいられなかった。いずれは日本で上演したいと思ったのは言うまでもない。
20余年経った今、世の中も私も変わった。しかし、コロナ禍を経た今こそ『AFTERPLAY』を上演したいと思った。この作品は、劇世界の人々を見ていくうちに、自分自身の人生をゆっくり眺めて、自分はどこにいるのかを考える隙間を与えてくれるから。そう思うと速いもので、日本の大俳優である平田満氏と井上加奈子氏は私の粗訳を読んで、出演を快諾してくださったのだ。こうやって、長い年月を経て私はあのフリーエルの劇世界と再会しつつある。是非、みなさんにその世界を楽しんで欲しい。
時代の変わり目を生きるのは誰にとっても大変なもの。帝政ロシアからソビエト連邦に移行する時期を生きる登場人物たちを見ながら、みなさまには現代の目まぐるしさから今一度抜けて、自分がどこにいるのか、何をどう感じているのかを振り返る息抜きの時間になればと思っています。
*この時ゲイトで出演していたのは今は亡きジョン・ハートと現在健在のペネロピ・ウィルトン。